日々ワクチン接種に携わっている従事者からお手紙が届きました。

私は〇〇病院で〇〇科に従事している者です。

当院はコロナ診療に関わっており、新型コロナワクチン接種も同様に行われています。私も勤務医の悲しさで(私が拒否しても、他の医師の業務が増えるだけなので)接種に携わざるを得ず、実際に多くの人に接種しました。

わざわざ病院に予約して接種を受けに来る方々ですから、皆さん、受ける気満々で来られています。なので、せめて自身が手掛ける方々だけは被害を最小限にすべく「明らかにリスクが高い人に接種をあきらめるように時間をかけてでも説得すること」、「筋肉注射時はきちんと逆血確認をして(なぜか今回のワクチン接種マニュアルでは必要ないとされています)、血管内にダイレクトに薬液が入らないようにすること」、の2点だけは行うようにしていました。

夏を過ぎた頃から、中高生が目立つようになりました。本人以上に親が接種させる気満々で来られており、正直怖さを感じました。中には接種を怖がるあまり涙を流す子もいましたが、親が「接種させて当然」というばかりの態度を前面に出していたため止めることもできず、接種してしまいました。

大人に接種しているときは「接種することで本人の安心が得られる」と自分に言い訳することができましたが、未成年に接種にはその言い訳も通用しませんでした。

本来、貴所がされていることは、医師を含めた医療従事者が矢面に立ち、行動せねばならないはずでした。しかし、私以外の周囲の医師を含めた医療従事者のほとんどが、当たり前のように3回目接種を受けている状況では難しそうです。

私にできることは、私が関わる患者さんの中で、接種に不安を感じている方々に真実を伝える、という草の根活動ぐらいかな、と思っています。

長くなってしまいました、申し訳ありません。今後もできる限りの支援はさせていただきます。日本人の将来のために、どうぞよろしくお願いいたします。

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