意見広告にご協力くださった皆様方へ

本記事に関するご意見、ご感想などございましたら、mail@dbank.jpまでお送りくださいませ。

「コロナ禍やmRNAワクチン」に関する
さまざまな「根拠に欠けた言説」に、当社は一切与しません。

当社は、意見広告の監修を井上正康大阪市立大学名誉教授に依頼しました。当初は、客観的な根拠に基づく確かな知見をご教示くださっていました。しかし、意見広告の取り組みを終えた後から、ネット上にも散見される「強大な秘密組織が、密かに邪悪なことを企んで、日本の裏で糸を引いているに違いない」という、いわゆる「陰謀論」とも受け取られかねない「根拠に欠けた情報」や、それに関連した「誤情報」まで広く発信され始めました。

ディープステート(※奥深くにある闇の政府?)の人たちが、日本にワクチンの生産拠点を作って、日本人をモルモットにしていろんなことをやっている。

※発言は原口一博衆院議員、井上氏も同意。
(井上正康氏・原口一博衆院議員 対談動画 21分頃・2023年5月27日)https://www.nicovideo.jp/watch/1685120768

アメリカ国防総省(ペンタゴン)が日本から卵を無くすことで、ワクチンをすべてmRNAタイプにしようとした上に、日本の食卓から鶏肉と卵を奪って、コオロギを食べさせようとしている。

(井上正康氏・池田としえ氏 対談動画 28分頃・2023年3月24日)https://www.nicovideo.jp/watch/sm42002109

『人口削減計画』が予定通りの手順で進められていて、日本がその最初のターゲットとなる可能性がある。

(井上氏メルマガ・2023年5月20日)

ビル・ゲイツがリンゴ等の表面にワックスを塗って、そのリンゴを食べた日本の保育園児が亡くなった可能性がある。これは私の想像なんですが。

(井上正康氏・河添恵子氏 対談動画 31分頃・2023年5月26日)https://www.nicovideo.jp/watch/sm42273138

今回の新型コロナとワクチン政策が当初から米国の保健省ではなくペンタゴンの指揮下で進められたイベントである。

(ワクチンハラスメント救済センターHP・2023年5月10日)

https://onl.la/CyEnBJd

断言致しますが、私及び株式会社ゆうネットは、このような「コロナ禍やmRNAワクチン」に関するさまざまな「根拠に欠けた言説」に、一切与しません。全国12,821人の方々から心のこもった3億円超ものご寄付を募って、広告出稿を実現した以上、意見広告活動全般並びに当社の信頼にも関わる問題ですから、この点におきましては、強くお伝えしておきたいと思います。

監修者・井上正康氏の「根拠に欠ける言説」について

コロナ・ワクチン禍とは、日本中のほとんどの大人が、政府や専門家、報道機関を始めとした「権威」と、自分の周りの「世間の空気」に盲目的に従い、自分の頭で物事を考えることができなかった結果、起こった「非科学的な集団パニック」であると、私は考えています。

もちろん、その最中に、様々な場所と局面において「資本の原理」が働き、「利益や利権」によりパニックが助長されたことも間違いないと思います。コロナ・ワクチン禍により、大資本の製薬企業や投資家、医療関連機関が潤い、利権絡みで一部の政治家が私腹を肥やすことは、その道徳的な是非はともかく、資本主義社会では普通にあり得ることです。これは「陰謀」ではなく、単なる「資本主義の構造」上の問題ですが、井上氏の言説は、その次元の話ではありません。

ご寄付を頂いた方々や企業様からも、当社に対し「意見広告の看板でもあった井上先生が、陰謀論のような発信をされていて非常に残念」「真剣に考えて寄付したので、こんな話を信じる活動だったのかと悲しくなった」という旨のご意見を数多くいただくようになりました。また、大変由々しきことに、意見広告を掲載した複数の新聞社からも、同様の指摘や問い合わせが増えつつあります。

根拠のない情報の発信は、一般社会からの信用を失わせます。そして、意見広告は、皆様方の寄付や様々な支援によって実現したものです。私は、井上氏の社会的信用性と共に、氏に監修を務めて頂いた意見広告の信用性、また皆様方の寄付や支援の価値も下がる可能性を懸念し、井上氏と何度も意見交換させて頂きました。しかしながら、最後までご理解いただくことができませんでした。

井上氏には、感謝の気持ちもあり、心苦しい限りですが、その様なやむを得ぬ事情により、この度、意見広告にご協力頂いた皆様方に対し、井上氏と当社の見解の違いをご説明せざるを得なくなった次第です。

「根拠のない話」に説得力はあるの?

私は、日本中の大人の方に、子どものコロナワクチン接種を考え直してもらうため、「根拠が少しでも不十分な話」は一切排し、厚生労働省の公開データという「常識ある人が納得し得るだけの客観的な根拠」を、新聞紙面で広く情報発信してきました。

この目的と手段の双方にご賛同下さった全国1.2万人もの方々から寄せられた3億円超の寄付によって実現したのが、60紙2,712万部の紙面掲載でした。そして実際に、家族や同僚や友人を始め、多く人の考えを変えるには、「根拠ある情報」こそが最も効果を発揮する、と実感していただけたからこそ、これだけの寄付が集まったのだと考えております。

ところが、今、ネット上やSNSの世界では、井上氏の話に限らず、先ほど挙げたような「根拠のない情報」が散見されます。情報発信者は、mRNAワクチンの接種を止めたいのでしょうが、果たして、このような「根拠のない話」に、他人を説得する力があるのでしょうか。すでにワクチンに疑念を抱いている、極めて少数の方々の確信を、別の意味で深めることはできるかもしれません。しかし、「強大な力を持つ闇の秘密組織が…」というような話をしたところで、大多数の人からは聞く耳を持ってもらえるはずはなく、国内のmRNAワクチン接種率を引き下げる効果は見込めないと思います。

「根拠のない話」は、本来の目的を遠ざける

そればかりか大半の国民の目に怪しく映り、「デマ」「オカルト」「陰謀論」の類とみなされかねません。井上氏の「根拠のない言説」に対しては、すでに複数の新聞社から指摘を頂くようになっており、今後、接種に肯定的なマスコミに取り上げられ、批判的に報じられるリスクもあり得ます。「コロナワクチンの危険性」の周知を牽引してきた井上氏であれば、なおさらで、河野太郎・前接種推進担当大臣の「コロナワクチンに反対している人は、デマばかり言っている」という言葉にまで「決定的な根拠」を与えかねません。

つまり、このような「根拠のない話」は、①接種率を引き下げることができず、②大多数の国民の目に怪しく映るばかりか、③接種を推進する側から、さらなるレッテル貼りに利用される可能性もあるため、④「mRNAワクチン接種を止める」という本来の目的からも大きく遠ざかる要因となり得るのです

だからこそ、情報を発信する際には慎重さが求められます。一方で、情報を受け取って拡散する側にも、十分な慎重さが必要です。「あの〇〇先生がおっしゃっていることは全て正しい」という感覚で鵜呑みにしてしまっては、テレビの専門家の発言をそのまま信じて、この3年を過ごした方々と変わりありません。皆様がコロナワクチンの危険性や不要性に、いち早く気付かれたのと同じ様に、自分の中にある「当たり前の常識」と照らし合わせて、情報について考えてみることが大切だと思います。

ネットの「陰謀論」に飲み込まれないために

「陰謀論」とも取られかねないような言説を信じるのは個人の自由ですが、それを「多くの人が納得できるような根拠」も示さぬままに情報として広く発信してしまうと、大多数の信用を失い、ワクチン問題を冷静に追及している人達の足枷となってしまいます。

皆様はすでにご存じと思いますが、特にツイッターやフェイスブックなどのSNSは、利用者に長時間閲覧させるために、利用者のデータを解析し、居心地よく依存させるという戦略が用いられています。同じような嗜好性のある人や、気に入りやすい情報を次々と「おすすめ」して、その人の考えを認め、補強してくれる仲間とつながりやすくしていきます。

SNSに限らず、個々人のスマホ、PCから得られる情報は、個々の検索データによってカスタマイズされていますから、得られる情報はその人によっていろいろに偏っています。このような現代のネットサービスの特性も頭に入れた上で、自分の考えが常識と乖離しすぎないよう、常にバランスを維持しながら、考える姿勢が大切なのかもしれません。

最後に…。

最後のご報告がこのような内容になってしまい、誠に残念でしたが、皆様と共に実現させた「意見広告」は、私の誇りであり一生の宝物です。地元の子ども達を守る為、寄付金を募って地元紙の掲載に漕ぎ着けられた方、一人で掲載費の全額を拠出された方、意見広告を大量に印刷してポスティングして下さった方、意見広告が掲載される度に、論調を変えるべく、新聞社に意見や感想を送り続けられた方、意見広告を全国に拡めてくれたユーチューバー、皆様のご尽力のおかげもあり、子どもの接種率は大幅に引き下がりました。

皆様方の姿を記憶の片隅に残してくれる子どもたち、若者たちがどこかにいてくれたのなら、いつかそれは、同じ思いの流れる、違う姿の勇気として、きっと花開くはずです。私もそんな未来を彩る1人でいたいと思いながら、今後も、信念に対し誠実に邁進していく所存です。

今回は、お世話になった井上正康氏の言説を批判する内容になり、ご納得いただけない方もいらっしゃると思います。しかし、今回お伝えさせて頂いた内容は、これ以上子ども達にmRNAワクチンを接種させないためにも、「お世話になったから」とか「功績のある先生だから」といった慣れ合いで見過ごせるような問題ではなく、私が意見広告に賭けた思いや本気さの顕れであるとお考えいただければ、幸いです。

最後になりましたが、広告監修を務めていただいた井上正康先生、並びに応援して下さった皆様方に対し、意見広告主催会社の代表として、改めて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

下記に、個別の「根拠のない言説」に関して、私の意見を掲載しております。ご興味のある方はお読みください。

ビル・ゲイツのリンゴで、幼児は亡くなったのか?

「ビル・ゲイツがリンゴ等の表面にワックスを塗って、そのリンゴを食べた日本の保育園児が亡くなった可能性がある。これは私の想像なんですが。」

(井上正康氏・河添恵子氏 対談動画 31分頃・2023年5月26日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42273138


(愛媛県のニュース番組・2023年5月16日 保育所でリンゴを食べた直後、一時、心肺停止状態 のどにつまらせたか? )
https://www.youtube.com/watch?v=TJdPFG50Lv4

保育所で一人の幼児がリンゴをのどに詰まらせ、一時、心肺停止状態に陥ったという事故のニュースを見られての感想だと思われますが、このような話は、小学生からも失笑されかねないほどの個人的な「妄想」であり、誰もが見た瞬間に「あり得ない」と断定できる話です。

仮に、リンゴを食べた幼児全員が体の不調を訴えたのであれば事件性も浮上しますが、そうであっても、このニュースと実業家のビル・ゲイツ氏を何の脈略もなく結び付ける発想は、非常に危険だと思います。

この件で、ビル・ゲイツ氏から名誉棄損で訴えられることなどあり得ませんが、だからと言って、何の根拠もなく一個人が殺人に関わった可能性についてインターネット上で話すなど、あまりに不品行すぎます。仮に訴えられた場合は、民事上の不法行為(民法709条,710条)及び刑事上(刑法230条)の名誉棄損行為に該当する可能性もあり、もっと慎重な情報発信を心がけるべきであると考えます。

※この動画に対する当社顧問弁護士の見解

動画における上記の発言は、あくまでも可能性や想像の話とは断りながらも、既に法的に許容される議論や論評の域を超えており、ビル・ゲイツ氏が反社会的行動を行った可能性があると客観的に見てとれます。これは、氏の社会的評価を著しく低下させ、名誉を侵害しかねない表現であり、尚且つ、これが不特定多数の人が閲覧するインターネット上で行われていることからすると、仮に氏から訴えられた場合に於いては、動画の発信者側が、その発言が「真実」であることを証明できない場合は、民事上の不法行為(民法709条,710条)及び刑事上(刑法230条)の名誉棄損行為に該当する可能性も否定できるものではありません。

ペンタゴンが、鶏と卵を絶滅させようとしているのか?

「アメリカ国防総省(ペンタゴン)が、日本に鳥インフルエンザを蔓延させ全羽殺処分に追い込んだり、全国の養鶏場に放火したりして、日本の養鶏を絶滅させようとしている。それによりペンタゴンが、①卵をなくし、安全なインフルエンザワクチンを製造できないようにして、ワクチンをすべて mRNA タイプにしようと画策している。②日本の食卓から鶏肉と卵をなくし、コオロギを食べさせようとしている。③ワクチンの副反応やコロナに強い体を作るもとになっていた黄身を失わせようとしている。」

(井上正康氏・池田としえ氏 対談動画 28分頃・2023年3月24日)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42002109

①従来のインフルエンザワクチンが、鶏の卵にウイルスを注入して培養し、これを不活化させて製造していることは「事実」です。
(国立感染症研究所の資料)http://idsc.nih.go.jp/training/21kanri/21pdf/sep.16_11.pdf

しかし、原料の卵は、ワクチン製造専用に生産された「有精卵」です。一方、スーパー等で大量に売られている家庭用の卵は「無精卵」で、まったくの別物です。また、全国で相次いだ火事や、鳥インフルエンザが蔓延したのは、すべて「無精卵」を生産している一般の養鶏場の話です。

ウイルス培養のための「有精卵」は、厳重な管理のもと、飼育方法も衛生管理も品質管理の基準も厳しいワクチン専用の卵生産場で生産されていて、火事や鳥インフルエンザの蔓延といった事象は、ただの1件も起こっていません。

常識的に考えて、アメリカ国防総省が、「無精卵」と「有精卵」の違いも知らずに、日本中の養鶏場1軒1軒に放火して回るなど到底考えにくく、上記のような言説は、常識の欠如と情報不足による「誤情報」であると、誰にでも簡単に判断できます。

②③農林水産省の畜産統計によれば、日本の養鶏場の戸数は約3,900 戸で、3億羽以上もの鶏が飼育されています。それに対し、今年4月までの殺処分は年間で1,771万羽、火事による鶏の死亡数をどれだけ多く見積もっても、2千万羽には遠く及ばず、全体の7%(2千万羽/3億羽)以下と考えられます。

また、鶏は、生後半年も経たずに産卵しはじめる生き物です。農林水産省の6月20日の発表によれば、すでに多くの採卵鶏農場でひなの飼育が進んでおり、今後は鶏卵の供給が増え、高騰していた価格の下落が期待できるとこのことです。したがって、今後、②と③のような事態が起こる可能性は限りなくゼロに近く、恐怖を必要以上に煽る「デマ」とみなされても致し方ありません。

(農林水産省 畜産統計)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/tiku_toukei/r4/
(日本経済新聞 鳥インフルエンザ、清浄化を宣言) 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA20C100Q3A620C2000000/

私は井上氏に対し、以上の内容を多くの専門家・医者の方々にCC付きで一斉送信して、公開の場で反論して頂くことを望みましたが、1か月近く経った今でも、井上氏から、これに対する反論は得られておりません。

尚、この「誤情報」については、『小林よしのりライジング』中の、作家・泉美木蘭氏『トンデモ見聞録』に詳しいので参考にさせていただきました。https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga

その他、ネット上の「根拠のない話」

「ウイルスの感染拡大はビル・ゲイツによって計画的に仕組まれたもの」
「ワクチンはビル・ゲイツが構想していた世界の人口削減のために開発されたもの」

ネット上に多く散乱している「根拠のない話」ですが、この情報の発信者は、以下の4つを根拠として挙げているようです。

①ビル・ゲイツ氏が巨大製薬会社に巨額の投資をしていた事
②ビル・ゲイツ氏が、①の株を売り払って巨額の利益を得た事
③ビル・ゲイツ氏が、WHO (世界保健機関)に異常な額を寄付して、ワクチンの有用性を主張しながら、自身にはワクチン接種は不要と公言していた事
④ビル・ゲイツ氏が TED (世界中の著名人による講演を無料でネット配信しているメディア)で、「ワクチンで劣等人種を増やさないようにする」「ワクチンで人口削減できる」「パンデミックを予言していた」と言っていた。その後、新型コロナが発生し、ファイザー社のワクチンが早々に承認された。仕組まれていたとしか思えない。

企業人である私から見れば、①投資家が利益を求めて巨大製薬会社に投資するのも、②株式が値上がりして含み益が生じたところで売却して利益を確定させるのも、投資家として当然の行動です。また、③影響力のある機関等に寄付をすることによって、商品の有用性のPRにつなげることは、その是非は別としても、法律の範囲内であれば、企業の合法的マーケティング手法の一つです。

④は、おそらくSNS上に拡散されている、恣意的に編集された「切り取り動画」(20 秒~1分程度)を観られた方の感想だと思います。

この切り抜き動画には、あり得ないほどの「誤訳」の日本語字幕も付いていて、単純に④のような捉え方をしてしまったのでしょう。

しかし、切り抜き動画の元となった「原典の全編動画」(2010 年に行われた「ゼロへのイノベーション」という講演https://www.ted.com/talks/bill_gates_innovating_to_zero?language=jaを観てみると、ビル・ゲイツ氏が話しているのは、医療が充実せず栄養状態も悪い「貧困国の人口急増の問題」です。貧困のなかで発育不全のままただ生きる人口が増えていくより、生活環境を充実させて、多産多死をセーブしていくことが支援になるという、常識的に理解できる話をしていて、全体を何度見渡しても「ワクチンで劣った人種の人口を削減する」などという意図の発言は見当たりません。

常識的に考えれば、世界に無料配信される公式の舞台の上で、実業家のビル・ゲイツ氏が世界中から非難を浴びるような話しを堂々とするとは考えにくく、また、「パンデミックを予言」と言っても、それは単なる「感染症の基本的予測」であり、ウイルスやら感染症の専門書にはどこにでも書いてある内容です。

したがって、この言説にも「客観的な根拠」が一切なく、個人的な「憶測」や「想像」の域を出ていないばかりか、「ビル・ゲイツ氏のリンゴ」の話と同様に、法的な問題も内包しています。

尚、④については、『小林よしのりライジング』中の、作家・泉美木蘭氏『トンデモ見聞録』に詳しいので参考にさせていただきました。https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2151345

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